フィルムについて

ロール状に巻かれた超精密仕上げ用の研磨フィルム

研磨フィルムは超精密仕上げを実現する研磨材です。

近年、電子部品や光学部品をはじめとする製品の高精度化・小型化に伴い、仕上げ加工にはこれまで以上に高い品質と精度が求められています。

サンシンは、フィルム研磨装置の専門メーカーとして、フィルムメーカーと連携しながら、研磨フィルムおよび研磨技術の研究・開発に取り組んでまいりました。

こうした研究・開発の積み重ねにより、粗研磨から超仕上げまで幅広い加工ニーズに対応し、お客様の生産性向上と高品質なものづくりを支える、最適な研磨ソリューションを提供しています。

研磨フィルム表面のSEM(走査型電子顕微鏡)拡大画像(砥粒が均一にコーティングされた様子)

フィルムの表面

研磨フィルム断面のSEM(走査型電子顕微鏡)拡大画像(基材フィルム上の砥粒層構造)

フィルムの断面

Features of Polishing Films

研磨フィルムの特長

高精度・超精密仕上げ

研磨粒子がフィルム表面に均一に配置されているため、キズや研磨ムラが発生しにくく、なめらかで高精度な仕上がりが得られます。

水や油に強い

ベース材にポリエステルフィルムを使用しているため、水や油を使用した湿式研磨にも対応できます。耐久性にも優れ、安定した研磨性能を発揮します。

※シンナーなどの芳香族系溶剤には使用できません。

自動化・量産加工に最適

ポリエステルフィルムは強度が高く、破れや伸びが少ないため、自動研磨装置に適用することができ、量産加工や品質管理の効率化に貢献します。

豊富な粒度

粒度の種類が豊富なため、目的に応じた表面粗さを実現できます。
Ra=0.01μm ・ Rz=0.1μm以下のレベルまで、表面仕上げが可能です。

多様な材料のワークに対応

砥粒の種類を選ぶことで、金属・セラミックス・樹脂など、さまざまな材料の研磨に対応できます。

乾式・湿式の両方に対応

加工内容に応じて乾式・湿式を選択できます。

誰でも安定した品質

熟練した技術に頼ることなく、安定した高品質な仕上げが可能です。

メンテナンスが簡単

砥石のような摩耗補正が不要で、研磨フィルムの交換も簡単に行えます。

Types of Polishing Films

研磨フィルムの種類

研磨フィルムの区分

名称製造方法特徴
静電塗布フィルム微細な砥粒を静電気の力で均一に並べた研磨フィルム研磨能率が高い
ラッピングフィルム基材表面に微細な研磨砥粒を均一にコーティングした研磨フィルム精密研磨に向いている

砥粒の種類

WA

(白色酸化アルミナ)

GC

(グリーンカーボランダム)

C

(カーボランダム)

D

(ダイヤモンド)

粒度

0.1μm ~ 100μmまで、幅広い粒度をご用意しています。

粗研磨から鏡面仕上げ・超精密仕上げまで、用途に応じて最適な粒度をお選びいただけます。

用途に応じて、砥粒の塗布方法や構造が異なる特殊研磨フィルムも取り扱っております。

お客様の加工条件やご要望に合わせて最適な製品をご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

Polishing Film Sales

研磨フィルムの販売

サンシンでは、国内主要メーカーとの連携により、お客様の用途や加工条件に最適な研磨フィルムをご提案・販売しています。
長年培ってきたフィルム研磨のノウハウを活かし、加工材料や求められる仕上げ精度に合わせて、最適な製品を選定いたします。

また、国内4社の研磨フィルムメーカーの特約店・代理店として、豊富な製品ラインアップをご用意しております。

お見積りや製品選定のご相談は、お気軽にお問い合わせください。