外径・内径・球面・平面から、ウェハ、ボールねじ・ナット、クランク・カムまで。
ワークの形状や加工箇所、求める仕上がりに合わせて、最適なフィルム研磨装置をご提案します。
サンシンでは、一律の仕様から装置を選ぶのではなく、ワークの材質・形状、加工箇所、生産工程などを確認しながら、オーダーメイドで装置を設計・製造しています。
Film Polishing Equipment
加工箇所・ワーク形状から選ぶフィルム研磨装置
フィルム研磨は、薄く柔軟な研磨フィルムの当て方や加工機構を工夫することで、さまざまな形状の表面仕上げに対応できます。
「どの部分を仕上げたいか」「どのようなワークを加工したいか」から、対応する装置をご覧ください。

外径加工研磨装置
シャフトや円筒ワークの外径を仕上げたい
フィルム幅やフィルムの当て方を変えることで、さまざまな形状の外径部を研磨します。
自動車部品の各種シャフトをはじめ、摺動部・軸受部・シール部などの表面粗さ改善や最終仕上げに適しています。
端面や斜面の研磨にも応用できます。
主な対象
- インプットシャフト・アウトプットシャフト
- CVTシャフト
- 油圧シリンダシャフト
- スピンドルシャフト
- ピストンピン
- 各種DLC部品 など

内径加工研磨装置
リング・円筒ワークの内周面を仕上げたい
リング状・円筒状ワークの内周面へフィルムを接触させ、表面粗さを仕上げる装置です。
サンシン独自のフィルム巻き取り方式により、新しい研磨面を供給しながら加工します。
φ10mm以上の内径加工に対応可能です。
主な対象・用途
- リング部品の内径仕上げ
- 円筒部品の内周面研磨
- 軸受部・摺動部の表面粗さ改善

球面加工研磨装置
球面や曲面を均一に仕上げたい
ワークを旋回させながら、球面や曲面へラッピングフィルムを押し当てて研磨します。
薄く柔軟なフィルムを曲面形状へ沿わせることができ、加工箇所の形状や曲率に応じて、ワークの保持・旋回機構やフィルムの接触方法を提案します。
主な対象・用途
- 球面部品の表面粗さ改善
- 曲面部の最終仕上げ
- 球面部の加工痕除去

平面加工研磨装置
平面の粗さ改善や微細なバリを除去したい
ワークの平面へラッピングフィルムを接触させ、表面を仕上げる装置です。
表面粗さの改善に加え、平坦化、突起物や微細なバリの除去にも使用できます。
用途に応じて、研磨時間短縮を目的としたベルト研磨も提案可能です。
主な対象・用途
- 平面部の表面粗さ改善
- 微細なバリ・突起物の除去
- 基板・プレート状ワーク
- ワーク端面

ウェハ研磨装置
ウェハ・半導体関連ワークの外周を仕上げたい
シリコンウェハやパワー半導体関連ワークなどの外径円周部を対象としたフィルム研磨装置です。
フィルムの当て方や押し付け荷重を調整することで、ウェハの外周形状出しと表面粗さ向上を図ります。
電子・半導体分野における研磨工程の自動化・量産にも対応します。
主な対象・用途
- ウェハのベベリング研磨
- ガラス・セラミック・樹脂基板の端面部
- 面取り部・曲面部の最終仕上げ
- 研磨工程の自動化・量産対応

ボールねじ溝・ナット溝研磨装置
ボールねじ・ナット内部の溝を仕上げたい
ボールねじ溝やナット内部の溝へフィルム研磨を適用し、表面粗さを仕上げる装置です。
最終工程にフィルム研磨を用いることで、ボールねじ・ナットの高精度化を図り、異音・振動・摺動抵抗の低減につなげます。
主な対象・用途
- ボールねじ溝の仕上げ
- ボールナット溝の仕上げ
- 表面粗さ・摺動性能の改善
- 異音・振動・抵抗の低減

クランク・カム研磨装置
クランクシャフト・カムシャフトを仕上げたい
クランクシャフトやカムシャフトのジャーナル部、ピン部、カム面などをフィルム研磨する装置です。
ワークを回転させながら、加工箇所の位置や偏心動作に合わせて研磨アームを追従させ、用途に適した表面粗さへ仕上げます。
主な対象・用途
- クランクシャフトのジャーナル部・ピン部
- カムシャフトのジャーナル部・カム面
- 摺動部の表面粗さ改善

ロボット研磨装置
複雑な形状や多品種ワークの研磨を自動化したい
ロボットの動作とフィルム研磨機構を組み合わせることで、さまざまな形状のワークを1台で加工できる研磨装置です。
ガラス・セラミック・樹脂基板などの端面仕上げや、パワー半導体・シリコンウェハの外径円周部など、ロボットによる追従性を活かした自動研磨に対応します。
主な対象・用途
- ガラス・セラミック・樹脂基板の端面仕上げ
- パワー半導体・シリコンウェハの外径円周部
- 面取り部・曲面部への追従加工
- 多品種ワークの自動研磨
どの研磨装置が適しているかわからない方へ
ワークや加工条件から最適な方式をご提案します
「この形状をフィルム研磨できるのか」
「現在の仕上げ工程を自動化できないか」
「どの研磨方式が適しているかわからない」
といった段階からご相談いただけます。
現物がない場合でも、図面や簡易図、ワークのイメージから加工可否をご相談いただけます。
実際のワークを使用したサンプルテストでは、加工精度や加工時間を確認したうえで、研磨方式や装置構成をご提案します。